日本では「陽気な未亡人」の呼び名で有名なオペレッタ作品を、
ソシアルダンス・バレエ・生演奏で彩ります。
豪華な舞台とワルツの甘いメロディーにのせられたラブコメディー。
時に可笑しく、時にせつなく、魅力的な登場人物による大人の恋模様を
どうぞお楽しみください。
新年の初笑いはシンメリーウィドウで!
美しいイルミネーションで彩られた日本橋で、皆様のご来場をお待ちしております。
◆ SCHEDULE ◆
2025.1.10(金)
開場 18:00
開演 18:30
本公演は終演いたしました。
たくさんのご来場、誠にありがとうございました。
CAST
井口佐織
ハンナ(1幕&3幕)
水道橋ダンススタジオ
岡田淳一
ダニロ(1幕&3幕)
JUN DANCE STUDIO
安東玲佳
ヴァランシエンヌ
Reika Ballet Studio
松下 真
カミーユ
松下バレエスタジオ
清水久美子
江古田ダンスアカデミー
渡辺一朗
江古田ダンスアカデミー
中村一哉
ツェータ男爵
バレエアルテ
渡部一人
ダニロ(1幕・回想)
東京シティ・バレエ団
中村康之介
ニェーグシュ書記官
東京シティ・バレエ団
池田剛志
東京シティ・バレエ団
大川 彪
東京シティ・バレエ団
蜂須仁湖
ハンナ(1幕・回想)
Nao K Studio
山崎千晶
ヴァイオリニスト
音めぐり主宰
若宮 裕
指揮
●ソシアルダンス●
森 昌太
沖本 梨江
影山 慎二
曽我 姫菜
加藤 裕哉
小川 舞子
●バレエ●
橋本 美津
赤星 裕美
馬場 佳子
渡辺 あゆみ
鈴木 茉南
●演 奏●
城 達哉
川上 拓人
印田 陽介
杉木 華子
藤村 理子
小坂 真紀
伊藤 綾子
東里 千春
渡邊 なつか
入之内 由紀
森永 哲則
STAFF
監督:山田 亜由美
美術:河内 連太
照明:古賀 裕一郎
音響:中村 蓉子
振付指導:松下 真
バレエミストレス:水谷 舞
撮影:ステージアップ
主催:シン・メリー・ウィドウ実行委員会
共催:Reika Ballet Studio 水道橋ダンススタジオ
衣装協力:アルモワールドゥコスチューム
アトリエヨシノ
協力:NPO法人音めぐり
松下バレエスタジオ
JUN DANCE STUDIO
江古田ダンスアカデミー
合同会社ワイブロ
Nao K Studio
STORY
【第1幕ー1場】
1905年、パリ。
ポンデヴェドロ(架空の国)公使館。
ツェータ男爵はポンデヴェドロを財政危機から救う秘策を公使館員達に話します。
それは、ポンデヴェドロの老富豪と結婚し、そのわずか8日後に夫が急逝したために、巨万の富を得た未亡人のハンナと、ダニロ伯爵を引き合わせて結婚させるという企てです。
ハンナが、外国人と再婚しその財産が国外に流出するのを防ごうというのです。
一方、ツェータ男爵の妻ヴァランシエンヌはフランス人公使館随行員カミーユとただならぬ仲になっており、ニェーグシュ書記官に気づかれてしまいます。
【第1幕ー2場】
公使館の広間。
国王の誕生祝賀パーティーが始まり、間もなくハンナが到着。
パーティーに出席したハンナは、多くの伊達男から口説かれます。そんな中、ダニロと再会。
ダニロとハンナはかつて恋仲であったが、身分が彼らの仲を引き裂いたのです。
ダニロは、ハンナの財産目当てとみられることを嫌い、わざとハンナから距離を置きます。
しかし思いは隠しきれず、パーティーの最後には本心のままに踊る二人の姿がありました。
【第2幕】
翌日、ハンナ邸。
昨夜の公使館パーティーのお礼に、ハンナがポンデヴェドロの人々を招待しました。
そこではポンテヴェドロの民族舞踊が繰り広げられ招待客たちは楽しいひと時を過ごします。
そんな中カミーユとヴァランシエンヌの東屋での密会がまたもニェーグシュに見られてしまいます。
それに気付いたのが夫のツェータ男爵。怒って現場を押さえようとすると、東屋から出てきたのはカミーユとハンナでした。
ハンナはヴァランシエンヌと入れ替わり、窮地を救おうとしたのです。
そして成り行きでハンナは、カミーユとの婚約を発表します。
それを聞いて驚いたのはダニロ、心の中の動揺が隠せません。逆上し去り際に彼女の足元にスカーフを投げ捨てます。
そのスカーフは10年前に二人が別れたときにハンナがダニロにプレゼントしたものです。
ハンナはダニロの様子を見て、ダニロの愛を確信するのでした。
【第3幕】
マキシム レストランを訪れたポンデヴェドロの人々は、大富豪の遺産の国外流出を嘆いています。
ダニロとヴァランシエンヌはハンナとカミーユの婚約が芝居であることに気づいていません。
嫉妬にかられたダニロはカミーユに決闘を申し込み、そこで全てが明かされます。
ツェータ男爵は妻ヴァランシエンヌがカミーユを愛していることを悟り、それを受け入れます。
皆が去った後、真実を知ったダニロはハンナを抱き締め幸福感に溢れたワルツを踊ります。
お互いの気持ちを改めて確認した二人は、やっと結ばれるのでした。
◆ ACCESS◆
日本橋三井ホール
東京都中央区日本橋室町 2-2-1 COREDO 室町1 5F
東京メトロ銀座線・半蔵門線三越前駅
A6出口より直結
JR総武線・横須賀線新日本橋駅より
地下道で直結
◆ TICKET◆
全席指定
チケットぴあにて発売中
SS席 15,000円
S席 12,000円
A席 10,000円
※チケットぴあでの購入方法が不明な場合のみ、
こちらにご連絡ください。
◆ OTHER◆
公演の最新情報をお伝えしています。
フォローをお願いいたします。
◆ MEDIA◆
支援について
「シンメリーウィドウ」は
キャンサー(がん患者様)の
社会復帰を支援しております。
今回出演者の中にがん経験者が数名参加しております。
闘病生活を乗り越え、舞台に立てるようになるまで、長い時間自分と向き合ってきました。
現在闘病中の方も経過観察中の方も、未来に希望を持てるよう、私たちは活動しています。
出演者より
公演に対する思いをお伝えします
①ソシアルダンサー 井口佐織
子宮頸がん
2022年、CIN3で円錐切除術により、検査結果で頸がんIB1期と判明。
その2ヶ月後に広汎子宮全摘手術(放射線、薬物療法なし)
リンパ節郭清をした影響で手術後に起こりうる日常生活の心配、特にダンスをする仕事への不安が大きく、再発の心配など、心と体のさまざまなつらさと向き合ってきました。
大きく開腹したので長い間安静にしていたこともあり、体力も落ちていたことからリハビリの代わりと少しずつ仕事に復帰し、2年たってやっと手術前の頃に戻りつつあります。
灌漑まではまだ先は長いですが、またこうして踊れることの喜びを噛みしめながら
「今できることを精一杯やろう!」と心がけています。
そんな時に出演の声をかけていただいたのが今回の公演です。
この公演で得た気づきや成長はまさに「キャンサーギフト」でした。
この経験を通じて、皆さんに少しでも希望や勇気をお届けできればと思います。
精一杯心を込めて踊りますので、どうぞ楽しみにしていてください!
出演者より
公演に対する思いをお伝えします
②バレエダンサー
子宮頸がん(子宮頚部腺がん1B2期)
2018年の春に健康診断にて判明。
同年夏に子宮・卵巣・リンパ節を含む広汎子宮全摘手術を行い、
秋からは予後のため放射線治療と抗がん剤治療を合わせて実施。
再発リスクが高いと言われていましたが、最終治療より5年を超えることができました。
病気がわかってから過ごす時間は”第二の人生”だと思って「やりたいことはやれるときにやる」という考えを常に持ち、幼少期に習っていて”いつかいつか”と思っていたバレエも再開しました。
経過観察中も不安は常にありますが、なるべく笑顔で暮らすことを意識し、以前より日々を大切に過ごしています。
2人に1人はがんになると言われる現代、1人1人が希望をもって生きられるよう、この公演を通して人生の楽しさが伝わればと思います。